三郎丸蒸留所見学へ行ってきました!レアな体験や超太っ腹試飲のこと等!

LIFE

日本全国にあるウィスキー蒸留所によっては、一般見学を受け入れている所もあります。

一般見学を受け入れている蒸留所の中でも、知名度はそこまで高くないが、ウィスキーのお味は抜群の三郎丸蒸留所(富山県)へ行ってきました。

私は何か所かウィスキーの蒸留所を訪れたことがあるのですが、この三郎丸蒸留所は他の蒸留所とは一風変わった体験をすることができるんです。

今回はそんな三郎丸蒸留所へ行ってきた時の様子をお届けします。

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三郎丸蒸留所を訪れる

東京から北陸新幹線に乗って新高岡で下車し、JR城端線に乗って約15分で油田駅に到着。

(赤い★マークが油田駅)

北陸新幹線から城端線へと新高岡駅で乗り換え、となるんですが如何せん城端線の本数が少ない。1時間に1本程度しかないため、蒸留所見学の時は事前にダイヤをよく調べてください。

それと新高岡駅周辺で時間を潰す、となると正直何もないので駅構内のお土産屋さんくらいしかありませんので時間潰しに困るかもしれません。

新高岡駅からはJR城端線に乗車して田んぼだらけの景色を眺めながら揺られること15分。

ホームが1つだけの油田駅に到着。


駅の周りはホント何の変哲もない住宅ばかりで、食事をするのは厳しそうでしたね。

油田駅を下車して、僅か3分(もかからなかったな)で蒸留所入口へ到着。

受付をして開始まで待つ

受付で氏名を伝えて、時間になるまで待つのですが建物内部の作りが素敵。

で、時間になったらガイドさんによる事前案内を聞かされます。

蒸留所見学ツアー開始

受付を済ませ、イザ開始なのですがここの蒸留所はスケール的にそこまで大きくないため歩く距離は少な目。

蒸留所内部へと案内されるまでは至って普通の蒸留所見学と変わらない内容。

ただ、ここからなんです!三郎丸蒸留所と他の蒸留所見学の違いがでてくるのが。というのは三郎丸蒸留所は蒸留器の真上まで見学させてくれるんですよ。

事前にガイドさんからアナウンスがあるんですが「非常に暑いですし、匂いもキツイので場合によっては気分が悪くなるかもしれませんので、苦手な方は外で待っててください」って言われるんですよ。

ウン!暑すぎるなんでもんじゃないぞ。それだけ蒸し暑いし、香ばしい匂いが苦手な方はキツイかもしれませんね。

案内してくれた方はいかにもお酒が好きそうという(勝手なイメージ)方が、蒸留所内を案内してくてました。

蒸留所見学と一言で言ってもnikkaウィスキーのように、ガイドさんが全員女性で美人を揃えてる所もあれば、今回の三郎丸蒸留所のように自社の社員の方が案内してくれる所まで様々。

ただ、説明は非常に分かりやすかったですよ。

そんなこんなでツアーは終盤に差し掛かって、気になったのがコレ。

勿論作りものなんですが、その昔蒸留所に貯蔵してある小麦をネズミから守るために猫を飼っていたこともあるそうで、その名残でこうして作りものを置いているそうですよ。


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三郎丸の試飲は太っ腹過ぎる

さてさて、ガイドツアーを終えると待ちに待った試飲。

同じ試飲と言っても蒸留所によっては無料試飲が一切ないところもあれば、1杯だけという所まで様々なんですが…三郎丸は何と10杯

三郎丸蒸留所の試飲

日本酒とウィスキー合わせて合計10杯分の試飲が可能

勿論試飲なので小さなプラカップなのですが、10杯はウレシイ!

ガイドさんから「日本酒を先に飲むといいですよ」と言われる(ウィスキーを先に飲むと度数の関係で日本酒の味がぼやける)ので、順番は間違えないように気をつけながらユックリと堪能しながら飲む(と言ってもスグ開けてしまうんですが)

売店とレストランも充実度が高い

太っ腹の無料試飲を終えたら、敷地内にあるレストランで有料試飲も可能。

ここでは市場には出回ってないレアウィスキーや55年物など、BARでも中々飲めないものを有料試飲できます。とはいえ55年物は1杯9,000円とBARでも中々お目にかからない価格帯ではありましたけど。

レストラン真横でも、お土産用の珍しいウィスキー(写真撮り忘れ)も購入できますよ。

さいごに

三郎丸蒸留所、なかなか聞く機会がないかもしれませんが、肝心なお味は?というと「最初口に含んだ時はややスモーキーながら、時間が経つとフルーティーな味に変化する」と、行きつけのBARのバーテンダーにボトルをプレゼントした時にそう言ってました。

やはり味のレビューは個人だと「旨い」で終わってしまうので、その辺はプロの意見を拝借すると、そういうことらしいです。

富山県の三郎丸蒸留所、北陸方面に行く機会があれば訪れてみてもいいかもしれません。

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