BARで交わされてる普段の会話ってどんなもん?

LIFE

「いらっしゃいませ」
バーテンダーの低い声でBARの奥へと案内される。

誰しもが店内で静かに流れるJAZZに耳を澄ませながら、
各々心の赴くままにユッタリとした時間を過ごしてるように見える店内。

こんな音楽が流れてることが多いのですよ。

隣に座る素敵な男性の横顔も普段見かけないようなタイプの方で、
ちょっと近寄りがたい雰囲気をまとってる。

このようなお店を訪れるのは初めてで、
やや緊張してるとバーテンダーから「何にしましょうか」と。

迂闊なことは言えない。
それに静かで、素敵な方に囲まれて緊張する…

なんてことをBARに慣れてないと思ってしまうかもしれませんが、
 上記の現象はほぼ90%仮の姿 だと思って間違いない。

これはBARに入り浸る歴10年超えの私が、
さまざまなBARの内部やBARで交わされてるコトバを見てきたので言える。

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BARに対する幻想を捨てよう

誤解その1

お店に入ってアナタを出迎えた素敵なバーテンダー。

お店によってはホテルBAR出身者もいる為、
髪型をビシッと決めてスーツに身をまとっていればどうしても緊張はするでしょう。

最初の1回目こそ確かに緊張はするでしょうが、
相手もただの人間。

家の帰れば一家の大黒柱のお父さんであったり、
ただのエロオヤジであることもある訳です。

「でも」

””「いらっしゃいませ」バーテンダーの低い声でBARの奥へと案内される。””

こんな風に案内されたし…と思うかもですが

それは単に仕事ですし、BARという場所柄そのように振舞ってるだけ。


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誤解その2

これも書こうかどうか迷いましたが、
実際にあることなのであえて書くことにしました。

オーセンティックなBAR(本格的なカクテルを出すとされるBAR)だと、
来店しているお客さんはこんな人ばかり?

””誰しもが店内で静かに流れるJAZZに耳を澄ませながら、
各々心の赴くままにユッタリとした時間を過ごしてるように見える店内””

いえいえいえ違います。

BARというと静かにお酒を嗜んで、
大層レベルの高いハナシをしている?

初めての一見さんはそうかもしれませんが、
常連さんともなるとどんな風に過ごしてるのか?

一見さんが居ない店内の様子

常連さんだけで、かつ男性客がほんの少しだけしか居ないBARの店内の様子はどうなってるのか?というと、

  • バーテンダー「お前のモノ俺より大きいじゃねーか」
  • 客A「いやいやいや、そんなことありませんよ」
  • 客B「ところでAさん、来週AV女優の食事会行きませんか?」
  • バーテンダー「オメーまたそんなとこ行ってるのか?」
  • ※何故サイズ感を知ってるのか?というとBARによっては部活が存在することがあり、
    部活の活動の一環で泊まり込み合宿等にいくことがあるため。

    なんて会話がなされてる最中突如開くBARの重たい扉!

    「カランカラン」(BARの扉の開く音)
    扉が開いて一見さんの女性客が入ってきた。

    この瞬間は一見さん以上に店内にいる男性連中が、
    凍り付く瞬間でもある。

  • バーテンダー(低い声で)「いらっしゃいませ」
  • 客A「……」
  • 客B「今日も厚かったですね!」
  • 客A「明日も35度まで上がるみたいですよ?」
  • ほんの0.2秒程で示し合わしたように、
    店内の男性客が会話を一斉に切り替えるまたは黙る瞬間でもある。

    静かな店内に見える風景も、
    アナタが入る数秒前まではこんな会話をしていることあるということ。

    じゃあ下の話は全くしないの?

    いわゆるホテルBARとされるお店では見たことありませんが、
    ローカルな街にある地元密着型のBARではしょっちゅうそんな会話を聞きますね。

    地元密着型のBARだと男女関係なく、
    ぶっちゃけたトークをしていることが多いものです。

    この前も私は地元のBARに立ち寄ったら50代位のいわゆる美魔女の方とお話をしていた時、
    「最近の若い子ってヤらないのよねぇ」っていきなり話を振られてきたこともありました。

    いきなり何の前触れもなくボール投げてくるの止めてよね、
    といいつつも延々と1時間位その手の話をしてましたけど。

    さいごに

    アナタが思ってる以上にBARは気楽な場所である、
    ということ。

    最初は様子見でどんなお店なのか?
    状況を知るためにも大人しくしていればいいでしょう。

    ただ、常連になればなるほど、
    実は内部ではぶっちゃけた話をしているなんてことはよくあるんです。

    幻滅してしまったかもしれませんが、
    事実なので仕方ないこと。

    とはいえ結構この手の会話に加わると、
    実は楽しめたりもするものなので苦手でなければ会話に加わってみても面白いかもしれません。

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